食品製造工場では衛生管理の面から、帽子や作業服に付いた毛髪やゴミをコロコロにより取り除き、手洗い後にゴム手袋をしてから手指のアルコール消毒、入室前のエアーシャワーなど、非常に多くの時間と労力を使って、異物混入や雑菌を防ぎ食の安全を守っていま
す。
このような食の安全を守る場で使われる食品・食品包装機械も、ビスやナットの脱落や刃欠けによる異物混入を金属探知機で調べ、機械を分解して中性洗剤での洗浄・アルコールでの消毒・次亜塩素酸による殺菌など、こちらにもまた、多くの時間と労力を使っています。
しかし、このような衛生管理による異物混入対策が行き過ぎ、食品工場や食品を扱うサー
ビス業の中には破れかけ・剥がれかけの食品機械の警告ラベルを、剥がしてしまうところもあります。機械災害を少なくするには警告ラベルと取扱説明書は非常に重要ですが、剥がされていれば、機械に潜む危険を知らずに使用します。弊社の破れ剥がれ対策をした食品機械の警告ラベルをご利用ください。警告ラベル製作は手間と費用がかかりますが、既製品を閲覧画面からサ
ンプル請求し、25枚単位で注文すれば簡単です。もしお求めのラベルが無い場合でも、汎用
性があり25枚以上の注文とサイズ・材質が既製品相当であれば、既製品として追加製作いた
します。今までのように、色々なサイトで既製品を探す手間がなくなります。既製品には
シグナル・メッセージの有無などの他、メッセージも多数取り揃えていますが、貴社製品
特有の災害とその回避方法は、重要安全事項の「4.予測される危険と警告ラベルの説明」
で指示します。
既製品は規格・言語・災害の種類・シグナル・サイズ・印刷方法などにより多数ありますが、
今後も改良・追加・廃棄などを繰り返し、閲覧画面に掲載していきますので、引き続きご覧
ください。

①
一般的なラベル材は、透け防止として粘着面にアルミを蒸着していますが、このアルミが
次亜塩素酸に腐食され、粘着剤が中性洗剤の界面活性剤で流失してしまい、ラベルが
剥がれます。
②
ラベル印刷面は表面ラミネートにより保護されていますが、粘着剤はラミネート用で粘着
力が弱く、界面活性剤によって流出し剥がれやすく、さらにラミネートは透明性を
高めるためその厚みは16~25μと非常に薄く、毎日の拭き掃除で破れやすくなります。
また、ラベル剥がし剤の主成分はアルコールですが、食品工場ではそれを機械に霧吹きで
吹きかけて消毒します。
食品・食品包装機械で、洗浄・殺菌・消毒される部分に粘着剤使用の警告ラベルを貼れば、
必ず剥がれます。その対策としては、アルミ蒸着と表面ラミネートの無い食品機械の警告ラベルを選び、剥がれかけた警告ラベルを剥がし、新しい食品機械の警告ラベルに貼り替えるこ
とです。弊社のアルミ蒸着と表面ラミネートの無いシール裏印刷の食品機械の警告ラベルと重要安全事項をぜひご利用ください。