ガス機器防火性能評定シール(表示シール)は、表示期間が業務用機器で10年と認証機関が定めて
います。
しかし、業務用機器に貼られた表示シールは油での汚れや、清掃時の洗剤や水の浸食、雑巾での
擦れで剥がれやすくなっています。中古市場で販売される10年未満のガス機器の中には、表示シ
ールが劣化し離隔距離が十分に判読できないものも見かけます。表示シールは図面作成の手間と
製版・抜き型などの初期費用、表示シールの製作費用をかけて銘板業者に注文するしかありませ
んでした。しかし弊社では、業務用ガス機器向けに防火性能評定を始め、色々な種類の既製品を
企画・製作していますので、閲覧画面からサンプル請求し、25枚単位で注文すれば簡単に購入で
きます。もしお求めのシールが無い場合でも、汎用性があり25枚以上の注文とサイズ・色・
材質が既製品相当であれば、既製品として追加製作いたします。今までのように、図面の手間と
初期費用がかかりません。承認機関への提出用にご承認願図もDownLoadしていただけるよう準備
中です。弊社の破れ剥がれ対策をした表示シールをご利用ください。既製品はサイズ・印刷
方法などにより多数ありますが、今後も改良・追加・廃棄などを繰り返し、閲覧画面に掲載してい
きますので、引き続きご覧ください。
①
一般的なシール材は、透け防止として粘着面にアルミを蒸着していますが、このアルミが
次亜塩素酸に腐食され流失してシールが剥がれます。粘着剤は被着材に少し残ります。
②
シール印刷面は表面ラミネートにより保護されていますが、粘着剤はラミネート用で粘着
力が弱く、界面活性剤や水に浸食され剥がれやすくなります。また、ラミネートは透明性を
高めるためその厚みは16~25μと非常に薄く、毎日の拭き掃除で破れやすくなります。
また、シール剥がし剤の主成分はアルコールですが、食品工場ではそれを機械に霧吹きで
吹きかけて消毒します。
食品・食品包装機械で、洗浄・殺菌・消毒される部分に粘着剤使用の表示シールを貼れば、
必ず剥がれます。その対策として、粘着性表示シールはアルミ蒸着と表面ラミネートの無
いものを選び、剥がれかけた表示シールを新しいものに貼り替えることです。弊社の裏印刷
既製表示シールをぜひご利用ください。