重要安全事項
ISOサンプル

・警告ラベルと本書を併用することで、本機の使用上の危険の可能性を示しています。
・本書と説明書を読む前に操作や修理をすると、危険を回避できず傷害を負う恐れがあります。
・警告ラベルは絶対に剥がさず、剥がれたり見づらいときは、貼り直してください。
・本書は本機のそばに置き、すぐに取り出せるようにしてください。
・製品の譲渡や売却の際には、必ず添付してください。

1. 危険の段階的な分類

警告ラベルと本書の中で使用される安全情報は、潜在危険にさらされる可能性やさらされた結果生じる危害をリスク重大度のレベルにより3つに分類しています。

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これは一般警告標識です。可能性のある潜在危険に、使用者の注意を喚起します。危害を受けないために、この標識に続く安全メッセージに従います。

Danger

高いレベルのリスクを誘発する潜在危険で、回避しないと死亡又は重度の傷害を招くことを示します。

Warning

中レベルのリスクを誘発する潜在危険で、回避しないと死亡又は重度の傷害を招く可能性を示します。

Caution

低レベルのリスクを誘発する潜在危険で、回避しないと軽度又は中度の傷害を招く可能性を示します。

2.ピクトグラフの説明

警告ラベルと本書のピクトグラフは、本機の使用者に望ましい行動を強制したり、本機に潜み人に危害を及ぼす可能性のある危険とその結果をイメージしています。それは使用者が本機の操作や修理の知識を習得したり、危険に対しより瞬間的に回避行動が取れることを目的とし、強制と危険の種類を次のように示しています。また、予測される危険とその回避方法は、「4.予測される危険と警告ラベルの説明」に記載しています。

危険
一般警告標識 感電する 切断される 挟まれる
禁止 強制
接触禁止 操作前に説明書を読む 電源を遮断する

3. 警告ラベルの貼付位置

・本機と警告ラベルの期待寿命は著しく違います。ラベル印刷面が滅菌剤、洗剤や拭き掃除により色あせ見づらくなったり、剥がれた場合は必ず本書又はラベルに記載された記号を示し、弊社までご請求ください。
・取り寄せた警告ラベルは、貼付場所をきれいに拭き、次の図のように貼り直してください。
・移転や売却のときには次の図と照合し、見づらいラベルや不足が無いことを確認してください。また安全のため、本書と取扱説明書などの資料を必ず添付してください。見当たらない場合は、弊社へご請求ください。
・本機には次の図に示すように4種類のラベルが4枚貼り付けられています。

iso_Label-vew

4.予測される危険と警告ラベルの説明

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AC200Vの電気で感電死のします。保守担当者以外は制御盤の扉を開けません。開ける前に必ず主電源を切ります。

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警告ラベルと本書を見ながら、強制や禁止行動と危険の可能性の説明を受け、絵記号を理解します。運転、保守・点検や清掃は取扱説明書を見ながら充分理解します。誤った操作や作業で危険を見逃し、重傷を負います。

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運転中はカバーを外しません。回転する鋭利な刃物で手を切断し、重傷を負います。保守・点検や清掃でカバーを外す場合は、必ず主電源を切ります。作業終了後は必ずカバーを付けます。

hasamare

運転中はカバーを外しません。手や指が上下に動くユニットに挟まれ、重傷を負います。保守・点検や清掃でカバーを外す場合は、必ず主電源を切ります。作業終了後は必ずカバーを付けます。


ANSIでの変更点

警告ラベルはANSI準拠を使用し、説明文とANSIシグナルワードを次のように変更します。

警告ラベルと本書の中で使用される安全情報は、危険を回避できなかった場合に傷害が発生している確率やその結果の傷害の深刻さにより、危険な状況を4つに分類しています。

alart

これは安全警告記号です。人に危害を与える可能性のある危険について警告するときに使用します。起こりうる危害又は死を回避するために、この記号の後に続くすべての安全メッセージに従います。

Danger

回避しないと、死亡又は重度の傷害を招く危険な状況を示します。

Warning

回避しないと、死亡又は重度の傷害を招く可能性がある危険な状況を示します。

Caution

回避しないと、軽度又は中程度の傷害を招く可能性がある危険な状況を示します。

Notice

人身障害には関連しない行動を示します。


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